新太&結翔

見んほうがよか

性的虐待・新太

いつまでたっても結翔の震えは止まなかった。新太は気にしないように牢屋の外をぼーっと見ていたが、結翔の嗚咽が聞こえるようになってからは嫌でも意識させられた。自分は悪くない。無関係だと言い聞かせて落ち着こうとした。でも同じように無関係な結翔がこうやって泣いている。その状況に耐えられなかった。新太は結翔一瞥してから息を吐いて声をかけようとしたその時、ジャラジャラと鍵をいくつも腰につけた職員が部屋の前を通りかかった。結翔が一瞬そちらを向いたとき、職員と目が合った。結翔の泣き顔を見て、ニヤッと笑うと腰の鍵を探り始めた。中年男性のデブで身だしなみもだらしなく、他の職員とは異質な空気を醸し出していた。
「なに泣いてるんや」
職員はニヤニヤしながらそう言うと、部屋の鍵を見つけて扉を開けた。
「なんか怖いことあったんか」
そう言って部屋に入ってくる。キツイ訛りもまた独特だ。新太も身構えた。職員は新太の顔も見るといっそう笑みを増した。新太の全身を舐めるように見ては小さく頷いている。かなりやばい人であることは明らかだった。
「君ら新人か」
職員は新太の目の前にしゃがみこんで新太なや肩をつかんだ。
「ちょっとあの子怖い思いしたみたいやから君、検査や」
まるで理不尽な発言に新太は目を見開いた。
「は?」
新太がそう小さく言うと、肩をつかんでいた手で新太の頬をひっぱたいた。新太がびっくりして職員を見る。顔は笑顔のままだ。怖い。ただそう思った。
「なんも痛いことせえへんから。ほら立って」
今叩いたばかりの人が言うことではなかったが、職員はそう言って新太を立たせた。
職員は新太を180°回転させて、新太の背後に立った。新太は「検査」という響きがもう怖かった。
職員は左腕で新太の体を抱きしめ、右手で新太のモノを触った。突然のことにビクッとしたが、新太は怖くてなされるがままになった。新太の首筋に口をつけ、ゆっくりと舐めた。新太はギュッと目を瞑って耐えた。
「じゃあ検査始めよっか」
職員はそう言って新太のズボンを躊躇なく脱がした。下半身が露出する。艶のある尻が丸出しになった。新太は恥ずかしさのあまり、全身を赤らめた。職員はいったん体を新太から離し、裸の下半身を見た。
「まずお尻の中見るから、足開いて手を膝に置いて」
尻を見られるのはもうさんざんだったが、新太はしかたなく言われた通り尻を突き出した。職員は物足りなかったらしく、新太の脚をつかんでグッと広げた。股に鈍い痛みが走った。
「ほないくで」
職員はそう言って2本指を尻の穴に挿入した。指の付け根まで突っ込んだ。その中で2本の指を踊らす。気持ち悪さに思わず尻の穴に力が入った。
「おぉ、いい引き締まりやなあ」
そう言って職員は左手の指も入れてきた。身体検査の時と同じで尻の穴に鋭い痛みが走る。本能的に一歩前に足が出た。
「こら、動いたらあかんで」
職員は尻をの穴を引いて新太を引き戻した。穴は切れて少し血が出ている。それでも職員は容赦なく指を入れたり抜いたり穴を開いたりする。
しばらくして職員は指を抜いた。新太はやっと終わったと思った。だがこれからが地獄の始まりだった。職員はポケットからカプセルを取り出した。
「じっとしときや」
職員はそう言ってカプセルから座薬を取り出し、新太の尻に入れ込んだ。職員が勢いよく入れたので、座薬はすんなりと穴の中へと入った。新太は排便したくなったが穴に力を入れて我慢した。それほど時間が経たないうちに、座薬が入ったお腹の下あたりが熱くなってきた。そしてその熱は新太のモノにまで伝わり、新太のモノが大きくなった。座薬の成分は強い媚薬だった。新太は今まで感じたことのない不快感を下半身に覚え、大きくなったモノを触った。それを見た職員が思いっきり新太の尻を叩いた。新太は痛いというより驚いた。
「勝手に触んな」
いきなり暴力を振るい、しかも理不尽に縛ってくる職員に新太はイライラしてきた。新太は何も言わず壁に向かってため息をつく。下半身の不快感はどんどん強くなる。こんなにちんちんを触りたいと思ったのは初めてだ。
「君、ちょっと来て」
職員は結翔を指さして言った。結翔は突然呼びかけられ、ビクッとしたが、今新太の暴力を見たばかりなので素直に職員のもとに行った。
「君は射精させたら勝ち」そう結翔に言った。
「お前は5分間耐えたら勝ち」そう新太に言った。
だが新太も結翔も射精を知らなかった。二人できょとんとしていると職員は焦れったそうに頭をかいて、結翔の手をとった。それを新太のモノに握らせて激しく上下した。
「あんっ」
突然の快感に新太は甘い声を漏らした。自分でも恥ずかしかった。
「こうやったら出るから。君は5分間こうしてたらいいんや」
新太はおしっこが出るのかと思った。それを必死に我慢した。
「負けた方はケツ腫れ上がるまで叩いたるわ」
そう言って職員は時計を見た。
「じゃあ始めるで。よーいスタート」
結翔は新太のちんちんを握ったまま動こうとしない。気持ちが追いついていないのだろう。新太もおしっこを我慢するので必死だった。
「はよせんと君、叩かれるで」
職員は結翔を小突いた。結翔は理解が追いつかないまま、手を動かし始めた。新太の大きなモノが濡れている。
「もっとはやく動かさんと出てこんで」
結翔は言われるがままに、ゆっくりとスピードを上げた。新太はもう我慢の限界に近かった。目を瞑り、顔を上げて歯を食いしばった。とにかく、これを我慢しないと叩かれる。新太は必死に耐えた。だが結翔の手は止まらない。新太の体がビクッと痙攣した。
「ああんっ」
新太は意思に反してのけぞった。結翔の手がちんちんから離れた。
「こら逃げんな」
職員は新太の尻を叩いた。新太は態勢を元に戻した。息が荒くなり、全身が汗ばんでいる。結翔は再び新太のちんちんを動かした。ついに新太の我慢の限界が来た。甘い声を出しながら体を震わせ、ちんちんから白い液体を勢いよく放出した。
「はい、お前負け」
職員はそう言って腰から縄跳びのような鞭を取り出し、新太に歩み寄った。